土地を上手に利用する

借地権の種類としてあるのが、事業用定期借地権です。この権利は、居住用ではなく企業などの事業のために土地を賃貸借する定期借地権です。土地と言うものは利便性が良いところだけにあるわけではありません。

交通量が多い道路に面している土地などは、人が住むには騒音が気になるなどのトラブルを起こさせる要因が多くあります。そういった土地においてはコンビニやファミレスそして工場などを建てるために使われることが多いですし、実際そのような活用方法をとられています。土地の貸し出し期間は、一般的に10年とするケースが多いです。土地の持ち主が、当面使い道がない土地、子供や孫に土地を将来的に使いたいという使途がある場合には、このような方法をとるケースが多いです。

契約更新はありませんが、建物の種類としての条件は住居以外になります。そして契約満了後には、借地人から建物買取請求を地主にはできないということです。持っている土地に対して、定期借地権で行うかはその土地の立地条件や、貸し出したい期間そして収益性などを十分考慮してから検討する必要があります。定期借地権は、相続税対策として使うこともできますので、相続をして悩んでいるときには、この方法をとることで節税になります。

種類と内容

借地権の種類である、賃借権と定期借地権の大きな違いは契約更新と契約期間の違いがあります。旧賃借権と定期借地権の一番の違いは、法定更新があるのか無いのかと言うところになりますが、旧法賃借権の場合では法定更新がありますが、定期借地権の場合は、それがありません。

存在自体していませんので契約期間が満期になってしまうと契約がそこで終了します。これらの違いのポイントになるのは、契約をずっと継続することができるのか、それとも契約満了の時点で終了してしまうのかです。借主側の土地を借りる契約が終了してしまった時には、土地に建てた建物は撤去しなければいけません。

建物を撤去してから、更地として土地の所有者に明け渡しをします。定期借地権の場合では、このように建物を撤去するのにも費用がかかりますので、返還リスクがあると言えます。費用の確保と撤去時期をしっかり確認しておくことが必要です。

存続期間は長くなりますし、契約更新もありませんので土地を借りるという意味ではとても良い条件ですが、契約満期時にかかる費用を念頭に置きながら借りることが必要です。また、借りた土地に建てるものには限定がありません。契約している期間は、もちろん地代が発生します。反対に土地を貸せる側にとっては、相続税の節税になります。

借地権の種類

借地権には種類があります。不動産を購入した時に土地の権利が借地権と表されている場合は、そしてその種類も大きく4種類に分類されています。購入しようとしている土地の権利がどういうものなのか確認して購入する必要があります。

借地権の4種類は、地上権、旧法賃借権、新賃借権、定期借地権です。まずは、借地権を物権と債権に分類していくことで理解しやすくなります。それぞれ4種類の借地権は、物権と債権に分けることができますので、分けてみます。地上権は物権として分けられるものです。地上権は物権ですので強い権利をもっていることになります。基本的には地上権は所有権と同じくらいだと考えましょう。

地上権と賃借権についてですが、地上権の場合は、地主などから土地を借りる事というよりもそのものの土地を購入するという意味合いが強いです。債権にあたる借地権の旧法賃借権、新賃借権、定期借地権は双方を比較しながら確認していきましょう。

旧法賃借権と新賃借権そして定期借地権については、借地借家法の制定時期にもとづいて分けられています。旧法賃借権と新賃借権は同じような内容の権利と言う形で考えても良いものです。この二つには少し違いはありますが、基本的な内容や考え方には大きな違いはありません。